さつき

避難所には種類があるため、どのような災害が発生したかによって避難先が変わります。住んでいる地域のハザードマップを見て、どのような災害に遭いやすいのか調べて置く必要があります。特別な配慮が必要な場合には、福祉避難所の利用を担当者に相談しましょう。

避難時の持ち物は、どのような状況で被災したか、どこで避難生活をするのかによっても異なります。そのため、0次・1次・2次の3段階で考え、用意する必要があります。一人ひとりの状況に合わせた持ち物を用意しましょう。

避難所の役割は、命を守る、生活を支える、情報を届ける・情報を得るの3つです。運営する人の中には、役所の人やボランティアだけではなく、身を寄せている被災者も含まれます。いざというとき、自分には何ができるか考えておくことも大切です。

災害時の備蓄は最低3日分、できれば7日分用意しておくことが推奨されています。災害の規模が大きくなるほど支援物資が届くまで時間がかかることも予想されます。普段使っているものを少し多めに購入し、使った分を追加するローリングストックがおすすめです。

非常持ち出し袋の置き場所は、すぐに手が届くところがおすすめです。緊急時にも慌てることなく、命を守るために必要な最低限のものを持ち出せるよう、数か所に分けて置くのも良い方法です。

雨による避難レベルが3（高齢者等避難）になったら、アラ還世代は迷わず避難することが大切です。「まだ間に合う」という過信は禁物。早めの避難で自分の命を守りましょう。

命を守る行動とは、災害から自分の身を守るための行動をいいます。大雨や台風による水害、地震などの災害から身を守るには、早めの避難が必要です。災害時に何をすればいいか知っておくだけでも不安は解消されます。

防災リュックの重さは女性の場合10kg以内が目安。60歳前後の女性の場合は、年齢や体力を考慮して5kg以内に収めるのが理想です。必要最低限のものをリスト化して用意しましょう。

防災ポーチは、外出中に被災した時の備えとして持ち歩くもので、一晩過ごせる程度の食料やエマージェンシーシートなど、命をつなぐものを入れておきます。何を入れておけばよいのか、基本のセットを紹介します。

外出中に災害にあってしまったら、まずは自分の身の安全を確保します。その後、防災アプリや施設スタッフの指示に従って避難しましょう。家族で緊急時の避難先や連絡方法を決めておくのも有効です。